家を建てるにあたって、鉄骨造りを推しているハウスメーカーもいれば、木造推しのハウスメーカーもいます。
どちらにしようか?
家づくりでは迷うところ。
今回の記事では、家づくりの最初に考えるであろう鉄骨造りの家か、木造の家か、どちらがいいのかを話していきたいと思います。
◆これから家づくりをしようとしてる。
◆鉄骨か木造か迷っている。
◆鉄骨と木造のメリットデメリットを知りたい。
こんな人におすすめです。
1.鉄骨と木造どちらがいいのか?
まずは鉄骨と木造を1つずつ解説。
1-1.鉄骨とは
鉄骨とは骨組みが鉄でできている家のことです。
鉄骨には軽量鉄骨と重量鉄骨があるみたいです。
比べると。
【軽量鉄骨】重量鉄骨より値段は安い、耐久力は下がる。普通の住宅でよく使われている。
【重量鉄骨】軽量鉄骨より値段は高い。耐久力は上がる。マンションなどで使われている。
値段が安く、重量鉄骨より耐久力は下がるが、普通の住宅では十分なので軽量鉄骨が主に使われているようです。
1-1.鉄骨のメリットデメリット
普通の住宅を建てるに関してのメリットデメリットです。
【メリット】
- 耐久力がある。
- 強度が強い。
- 鉄自体の温度が簡単に変化しずらい。
- カッコイイ気がする。
鉄自体の耐久力は高く、強度も強いため、地震には強いです。
メリットでありデメリットでもあるのですが、鉄自体の温度が簡単に変化しずらいところです。
そして何となくカッコイイ。
【デメリット】
- 値段が少し高い。
- 火に強いが、火災に弱い。
- 鉄自体の温度が変化しずらい。
値段は少しだけ高いです。
鉄は一見火に強そうですが、火事になるとすごく高温になってしまうので、鉄は曲がったり切れたりしてしまいます。
1-2.木造とは
その名の通り木で造られている家です。
古くからの一般的な家はほぼ木造。
木のぬくもりを感じられますね。
2-1.木造のメリットデメリット
鉄骨と同じく一般住宅に関してです。
【メリット】
- 値段が安い。
- 火に弱いが、火災に強い。
- 木のぬくもりがある。
値段は安い方です。
木なので火には弱いですが、火災になった場合に木の芯まで燃えきるのに時間がかかるので、逃げる時間は稼いでくれます。
そして木の優しいぬくもりは感じられます。
【デメリット】
- 耐久力が低め。
- 職人の腕によるところが大きい。
- 温度や湿度、乾燥によって木が変化する。
木なので鉄などに比べると耐久の部分では劣ってしまいます。
職人さんの腕によるところが大きいので、頼む人は重要になってきます。
欠陥住宅を建てられてしまっては、後戻り出来ません。
家を建ててくれる職人さんを選べないなら、多少の運も必要かもしれません。
そして木なので様々な要素で変化してしまいます。
多少の伸び縮みする事は、頭に入れておかないといけません。
3.鉄骨と木造を比べると
2つを比べてみます。
値段で見れば木造に軍配が上がりますが、そこまでの大差はないので、気にするかはその人次第です。
鉄骨の方が強度がありますが、最近は木造でも地震に対する強度は強くなってるので、大丈夫です。
骨組みは鉄骨でもその回りは木ですので、火事に対する部分や木のぬくもりもあまり変わりありません。
シロアリに関しても同じ。
職人の腕はどうしようもないですが…。
個人的にはどれも微々たる差しかないと思います。
4.まとめ
僕の答えはどちらも大きな違いがないので「好み」で決めるのがいいのかなと思います。
新築を建てた周りの知人で、鉄骨も木造も実際に家へ行かせてもらったりしましたが、いい家でまったく問題はなさそうでした。
最後に間取りですが。
鉄骨、木造に関わらず、工務店やハウスメーカーによって制限があったりするので、実際行ってみて話を聞いてみるしかないですね。
その際少し勉強していけば更にいいと思います。
みなさんが満足のいく家を建てられるのを願いつつ、この記事が少しでも参考になれば幸いです。