こんにちは！みずよーです！
2019年の終わりぐらいからでしょうか。
一条工務店に新たな設備「うるケア」が開発されました。
気にはなって少し調べたこともありましたが、今回色々な方の考えや意見を調べ、まとめてみることにしました。
今回の記事では、うるケアについての基本情報から、メリットデメリット、他の方の意見を踏まえ考察していきたいと思います。
◆一条工務店について知りたい。
◆うるケアについて気になっている。
◆色々な人の意見が聞いてみたい。
こんな人におすすめです。
動画版はこちら↓
1．一条工務店のうるケアとは
参照：一条工務店
まずはうるケアについての基本情報を抜粋してお伝えします。
一条工務店とPanasonicの共同開発により、換気システム全熱交換「ロスガード90」に更に”加湿機能まで付け加える”というものになります。
大きなメリットを３つ紹介。
1－2．全館換気も加湿もすべてまかない自動制御
今までについていた通常のロスガード90は、全館熱交換して換気しかしてくれません。
通常のロスガード90についてはこちらで詳しく解説しています↓
それだけでもかなりの機能だとは思いますが、一条工務店の推しでもある全館床暖房を使用していると。
という意見が多かったようです。
そこで開発されたのがうるケア。
遠心破砕を利用して水を細かなミストにし、家全体にそのミストを供給、加湿するといったシステムになっています。
これで「乾燥する」という意見に対応したわけですね。
1－3．メンテナンスフリー
これも見て驚きのメンテナンスフリー。
加湿器を使っている方なら分かると思いますが、毎日の水補給や掃除がすごく面倒ですよね。
白いカス(スケール)も付きます。
その点も考慮されていて、長時間水が溜まっていないよう排出、乾燥、給水と自動で行ってくれるため手間いらず。
雑菌は同じ水が一定期間同じ場所にあり続けると繁殖すると考えたため。
しかし開発者インタビュー動画内で「遠心破砕技術によりスケールの抑制が出来る」とおっしゃっていますが、抑制なので完全に防げないのだなと思いました。
絶対大丈夫！というと嘘になってしまうかもしれませんし、影響が出るほどではないのかな？
またオフシーズンの使わない時期も一定期間に一回水を流し、清潔な状態を保つ機能もあるようです。
1－4．電気代も安く音も静か
音もゴーゴーうるさそう…。
そんな意見もありそうですが、家のサイズにもよるでしょうが。
- 毎月約300円。
- 音も図書館ほどの静けさ。
ただし、ロスガードの解説でも話しているのですが、寝室の隣などに設置してしまうと。
といった意見もあるで、気を付けてください。
2．うるケアの気になる点や意見
良いことばかり書いてきましたが、中には意見(良し悪し)を書いてくれている方も見受けられました。
冬場の湿度は十分自動制御してくれる。
収納いらずで場所も取らない。
通常換気も出来るようになる。
さらぽか空調は採用できない。
採用するのにお金がかかる。
洗濯物が乾きにくくなる。
カビの心配。
それでは一つずつ紹介していきます。
2－1．冬場の湿度は十分自動制御してくれる
という疑問に対して、簡単に解説すると丁度良く制御してくれるようです。
りか吉さんという方が、しっかりとデータも取って検証してくれていました。
2－2．収納いらずで場所も取らない
床暖房は“暖房設備を設置せず済む”という利点があります。
しかし加湿器を置かなくてはならないのなら、場所も取るしマイナス点ですよね。
うるケアなら加湿器すら置かなくて済むので、もはや部屋に何もいりません。
暖房は床暖房。
加湿はうるケア。
これですべて済む話です。
2－3．通常換気もできるようになる
今までのロスガード90は、熱交換した換気しかできませんでした。
しかしうるケアを採用すると、熱交換しない通常の換気を出来るようになり、熱交換しなくて良い時に役に立ちます。
自動モードもあるようですが。
詳しくはなあたンさんという方が書いてくれています↓
2－4．さらぽか空調は採用できない
うるケアを採用すると”さらぽか空調”は採用できなくなります。
3つの効果で全館除湿。
- デシカントローターにより、除湿した空気を送る。
- 床冷房により、部屋中の余分な熱を吸収する。
- 天井に設置されたサーキュレーターにより、涼しい空気を循環させる。
簡単に言うとうるケアは加湿。さらぽかは除湿。
といった感じでしょうか。
どちらかしか採用できないので、一条工務店を考えている方なら迷いどころだと思います。
2－5．採用するのにお金がかかる
初めはお試し期間だったのか、無料で設置出来たようですが、現在はオプションになりました。
価格は￥約10,000円。
そこそこ大きな設備になってしまうので、このくらいはかかってしまうのですね。
しかし今のところ確実なデメリットは言われていないため、メリットだけ考えるなら設置して損はない価格だと思います。
2－6．洗濯物が乾きにくくなる
洗濯物が乾きにくくなるといった話を見かけました。
これは乾燥すれば乾きやすくなるので、加湿してやれば当然の話ですね。
この点はしょうがないというか、目をつぶりましょう(笑)
2－7．カビの心配
やはりカビがみなさん一番心配する話ではないでしょうか。
通常のロスガードですらカビやホコリ問題が疑問視されている中で、そこに水分が追加されれば、さらにひどくなるのではないかと、心配になります。
実際に営業さんに聞いてみた方もいるようですが。
と言われてたそうです。
ですがしっかりとフィルター交換をし、常時運転していれば大丈夫ではないかという意見もありました。
ダクト内よりエアコンを気にしろと言っていました(笑)
まだうるケアが実装されてから期間が短いため、不具合があったという話は見かけません。
しかし大きな不具合が色々な方から寄せられれば、一条工務店も対応と対策をしてくれるのではないでしょうか。
3．まとめ
一条工務店のうるケアについて、色々と調べてみたことをまとめてみました。
僕自身結構アレルギー体質で、最近咳がひどかった原因もカビであることが分かりました。
最近テレビでも色々と言われていましたが、アレルギー体質の人が、長い時間その環境にいると体が反応してしまい、発症するようです。
大丈夫な人はずーっとその場にいても大丈夫みたい…。
うらやましい( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
そんなこともあるので、うるケアに関しては、現在分かっている情報を考慮して、採用するかどうかを決めて下さい。
やっぱり加湿器の管理は面倒ですし。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
