こんにちは!みずよーです!
2022年1月より、一条工務店がグランセゾンに続く新商品を出しました。
その名も“グランスマート”
今回の記事では、一条工務店の新商品”グランスマート”について、現在分かっている情報を徹底考察していきたいと思います。
◆一条工務店が気になる。
◆一条工務店のグランスマートを知りたい。
◆グランスマートの現情報を知りたい。
こんな人におすすめです。
★動画版はこちら↓
1.一条工務店のグランスマートとは
参照:一条工務店
まずは新商品グランスマートの概要です。
一条工務店一番の高性能な商品はアイスマート。
一条工務店一番の高級な商品はグランセゾン。
そのアイスマートの性能と、グランセゾンの高級感を合わせた商品がグランスマートになるわけです。
1-1.なぜグランスマートを開発したのか
僕の考察です。
僕が家を探していた時期は2018年頃でした。
当時一条工務店の新商品は、アイスマートやアイキューブといったツインモノコック構造の商品でした。
その中でもアイスマートは断トツ一番人気。
性能を推している一条工務店で、一番の性能を誇るアイスマートですから、一番人気もうなずけます。
そして一条工務店は、2019年8月に新たな商品グランセゾンを発表しました。
一条工務店の新商品という事で、みなさん盛り上がっていたのを覚えています。
グランセゾンはというと、高級感がありオシャレ。
一条工務店がよく言われていることは。
性能に関しては良いのですが、見た目や選択肢の少なさに嘆く声が少なからずありました。
そんな中開発されたグランセゾンの存在により、高級感がある新たな選択肢がうまれました。
しかしグランセゾンは在来工法。
性能の面ではツインモノコック構造であり、外内ダブル断熱構造のアイスマートより劣ります。
性能のアイスマート。
おしゃれな高級感があるグランセゾン。
そんな声も多かったと思います。
そして開発されたのが、まさに両方の良いとこどりであるグランスマートというわけです。
2.グランスマートの紹介と考察
続いては現在発表されているグランスマートの標準仕様からオプション、その他もろもろの紹介と考察をしていきます。
2-1.グランスマートの標準仕様
まずは標準でどこまでの設備を兼ね備えているのかを見ていきます。
グレイスシリーズを採用できる。
外壁はハイドロテクトタイル。
外内ダブル断熱構法による超気密超断熱。
全館床暖房。
モクリア。
ロスガード90うるケア。
中々のラインナップ。
一つずつ見ていきます。
2-1-1.グレイスシリーズを採用できる
グレイスシリーズとは、グランセゾンから新しく出た設備シリーズになります。
これで設備シリーズは3つになりました。
i‐スタンダードシリーズ:セゾンやブリアール等
スマートシリーズ:アイスマート
グレイスシリーズ:グランセゾン
その最新のグレイスシリーズもグランスマートで標準で採用可能になります。
設備シリーズは何が変わるのかというと。
グレイスシリーズなら。
キッチン:グレイスキッチン。グレイスカップボード。
玄関:グレイスシューズボックス
洗面台:グレイスドレッサー。
グレイスシリーズが嫌ならスマートシリーズも採用可能ではないでしょうか?
2-1-2.外壁はハイドロテクトタイル
参照:一条工務店
性能のアイスマートですらオプションだったハイドロテクトタイル。
グランスマートは標準で採用可能です。
またパラペットルーフ、デザインルーパー、大判タイルのグレイススタイルといった外観を映えさせてくれるデザインも充実。
そんな話をよく聞きますが、今回のグランスマートで変化に幅が出来たのではないでしょうか。
2-1-3.外内ダブル断熱構法による超気密超断熱。
アイスマートやアイキューブといったツインモノコック構造の商品は、断熱材が他の在来工法の商品と違い、外壁の外側50mm。内側140mm。計190mmとかなりの厚さの断熱材が入っています。
在来工法の商品は120mm。
そして前は高気密高断熱と言っていたと思ったのですが、いつの間にか超気密超断熱になってました。
言い方は違えど気密性の高さは間違いないですね。
2-1-4.全館床暖房
もはや一条工務店と言えばこれ「全館床暖房」
全館床暖房は有名ですが、我が家ブリアールは標準仕様ではなくオプションでした。
アイスマート以上の商品には、標準仕様になっているようです。
2-1-5.モクリア
モクリアとは簡単に言うと、高級感があり触り心地が良いフローリング材になります。
傷もつきにくいようなので、お子さんがいる家庭でも少しは安心でしょうか。
しょうがないですが途中から心が砕けました(笑)
2-1-6.ロスガード90うるケア
全館熱交換換気してくれる通常のロスガード90をさらにグレードアップし、加湿機能までつけくわえた設備になります。
これで床暖房の欠点”乾燥”を防ぐわけですね。
しかしうるケアはさらぽかとの併用はできず、どちらかしか採用できないため注意してください。
2-2.グランスマートのオプション
グランスマートでオプションになる設備を見ていきます。
太陽光と蓄電池。
さらぽか。
2倍耐震。
耐水害住宅。
続いて細かく一つずつ見ていきます。
2-2-1.太陽光と蓄電池
一条工務店の人気設備でもある大容量太陽光発電。
採用率は90%ほどもあるようです。
そして蓄電池をつけることで、自家発で生活し、万が一の自然災害にも対応しましょうというわけです。
2-2-2.さらぽか
さらぽかは簡単に言うと全館除湿です。
うるケアと一緒に採用できないので、注意して下さい。
2-2-3.2倍耐震
一条工務店の住宅といえば、耐震も面でもかなり信頼のおけるハウスメーカーではないでしょうか。
そう言えるのも大規模地震実験を自社ですることにより、すべての商品で耐震等級3を実現しているからです。
耐震等級1:震度7でも大丈夫な住宅。
耐震等級2:1の1.25倍丈夫な住宅。
耐震等級3:1の1.5倍丈夫な住宅。
通常耐震等級は3までのようですが、それ以上に耐震性を上げるということです。
2倍なので耐震等級があるのなら5相当でしょうか。
ちなみにオプション価格は約坪/3,000円のようです。
(例)30坪で90,000円。
大規模な震災が来ても、住宅の被害が最小限に抑えられるということなのでしょうか。
しかし住宅の制限がさらに厳しくなります。
2-2-4.耐水害住宅
こちらも開発されたときはかなりの衝撃でした。
一条工務店は災害に対して、かなり意識して対策を考えているようですね。
YouTubeで動画も公開されています。
採用できるようになったので、採用すれば水害の被害も抑えられそうです。
2-3.グランスマートの坪単価
良い商品であるとは思いますが、気になる坪単価を考察してきます。
坪単価は家によって上下するため、あくまで目安です。
アイスマートが約70~75万。
グランセゾンが約75~80万。
グランスマートは約80~85万?
グランセゾンの性能を上げていることになるので、坪単価的にはグランセゾンを上回ってくるかと思われます。
しかし毎年値上がりしている坪単価。
グランスマートを建てられる方はお金持ちですね。
3.まとめ
グランスマートについて分かっていることをまとめてみました。
みんなが待ちに待っていた”性能”と”高級感”を兼ね備えた商品のグランスマート。
良い商品が開発されました。
良い商品だとは思いますが、高いのがネック。
坪単価も上がっていて大変ですが、選択肢が増えるのは嬉しいことですね。
しかし選択肢は1つではありません。
様々なハウスメーカーや工務店を検討し、自分たちの求める物を建ててくれるメーカーを見つけるのが大切です。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。