こんにちは!みずよーです!
3.11東日本大震災。
あれから早1年が経ちましたが、3月16日の夜中にまた大型の地震がありました。
こういう地震が起こると、改めて日本て地震大国だなと感じます。
話によると世界で起こっている地震の20%は日本で起こっているとか…。
でも普段生活をしていると、なかなか防災への意識って持ちずらいと思うんですよ。
恥ずかしながら僕もそうです。
その時思った事が、改めて一条工務店の地震対策はどの程度なのかと感じ、今一度調べてみました。
今回の記事では、一条工務店の地震対策はどの程度なのか?調べた内容をまとめてみたいと思います。
◆一条工務店が気になる。
◆一条工務店を検討している。
◆一条工務店の地震対策を知りたい。
こんな人におすすめです。
またすでに一条工務店で建てた人も、改めて確認するのために是非見ていってください。
それまでに考えたことや学んだこと、日々の気づきなどをブログで発信しています。
1.一条工務店の地震対策とは
参照:一条工務店
ハウスメーカーに対して、僕らが求める地震対策と言えば何でしょうか?
大型の震災が来ても倒れない、安心して住み続けられる住宅。
これが一番最初に思いつきますし、一番重要かと思います。
しかしそれを細かく見ていくと、色々な面から対策を講じないと、安心できる住宅は建ちません。
そこで一条工務店はどのような対策をしているか見ていきます。
実大地震実験
地盤調査
家具の対策
暖房の対策
火事の対策
水害の対策
1つずつ見ていきます。
1-1.実大地震実験
まずは30年以上の実験を現在進行形で行っているという、一条工務店の地震実験について要約したいと思います。
一条工務店は現実の地震と同等の震度を起こせる実験施設「E-ディフェンス」で幾度となく実験しています。
2階建ての実大の建物による構造実験から始まり、木質構造による立体架構の振動実験。
書いてあったのは21個でした。
2年間で253回もの加震を行い地震の本質を見極めたようです。
阪神淡路大震災と東日本大地震は揺れ方が違い、驚いたのが小さい揺れなのに倒壊率が高かったようです。
そして一条工務店はどの商品でも大丈夫なようにすべての商品はもちろん、3階建や1階がガレージタイプの住宅まで実験で安全を証明しているとのこと。
さらに地震後に家が倒れないだけでなく、機密性や機能性に問題ない事も証明済。
例えば太陽光パネル。一体型は交換いくらかかるの?と言うマイナスな話も見かけますが、屋根との一体型にしているのは、防災面の対策でもあるからです。
1-2.地盤調査
実験をかなり行い家が大丈夫と言うのはわかりましたが、地盤調査にも余念がないようです。
一条工務店の地盤調査は厳しいと言っている人を幾度となく目にしました。
少しでも不安がある場合に地盤改良をしないと、しっかりと対策している家を建てる意味がなくなってしまいますしね。
前にグランスマートの記事でもお話しましたが、さらに耐震性を上げる2倍耐震もやっています。
一条工務店はすべての商品が耐震等級3です。
耐震等級1:震度7でも大丈夫な住宅。
耐震等級2:1の1.25倍丈夫な住宅。
耐震等級3:1の1.5倍丈夫な住宅。
1-3.家具の対策
そして一条工務店のオリジナル家具を見ていきます。
- 玄関のシューズボックス
- 洗面台のドレッサー
- キッチンのカップボード
全て固定されており、扉か開いて危なそうなところは、地震が来たらロックされます。
今回の地震で色々な方が扉ロックされたと言っていました。
ちなみにロックの外し方は、扉が閉まっている状態で、ロック部分あたりを掌打してやれば外れます↓
扉の裏はロック部分です。
この指を指している辺りを。
強めに掌打。
ガコッといってロックが外れます。
開きます♪
1-4.暖房の対策
続いては暖房の対策。
一条工務店の暖房と言えば「床暖房」
床暖房といえば、メリットなども記事にしていますが、地震関係でも良い部分があります。
地震時に起こることといえば電気関係、または暖房設備からの火災です。
消防庁によると。
電気関係の火災は54%もあり、再通電時の通電火災が懸念されています。
・転倒した家具の下敷きになり損傷した配線などに再通電し、発熱発火する。
・落下したカーテンや洗濯物といった可燃物がヒー ターに接触した状態で再通電し、着火する。
・転倒したヒーターや照明器具(白熱灯など)が可燃してしまう。
・物に接触した状態で再通電し、着火する。
こういった事が起こってしまう可能性があります。
とくに暖房設備関係が、原因の火事も多いようです。
その点床暖房は、ヒーターなどと違い火事になるほど高温にはなりませんし、転倒して火がつくといった事もありません。
だいぶ前の話ですが、床暖房の火事で調べてみたら一条工務店ではありませんが、床暖房設備の欠陥で火事があった事はあるようです。
一応コンロもIHが標準仕様であり、対策をしています。
(標準はIHだがガスにすることも出来る)
この点も地震対策と言えます。
1-5.火事の対策
先ほど話したように、地震が来ると火事になってしまうリスクもあります。
では万が一火事になってしまった事を想定した、一条工務店の対策はというと。
火に強い住宅で調べると4種類ほど出てきます。
- 耐火構造。
- 準耐火構造。
- 防火構造。
- 省令準耐火構造。
ザックリ解説。
◆耐火構造。
火事が起きてから最長3時間近く倒壊しない住宅。
◆準耐火構造。
火事が起きてから最長1時間ほど倒壊しない住宅。
◆防火構造。
30分程度もらい火を防ぐ住宅。
◆省令準耐火構造。
上の3つと違い、建築基準法に定められおらず「住宅金融支援機構」の定めた基準を満たした住宅。
この中で一条工務店は、すべての商品が省令準耐火構造となっています。
もらい火を防ぐと同時に、1つの部屋で火事が起こった場合でも、他の部屋へ燃え広がりにくくする構造となっているようです。
省令準耐火構造だと火災保険料も安くなります。
また木造建築にこだわる訳は、木は表面が灰になっても内側まで燃えるのに時間がかかり、逃げる時間を稼ぐため。
※鉄は800℃を超えると急激に強度が低下するため。
また太陽光パネルも火災に強く、防火認定を受けています。
1-6.水害の対策
地震が来ると水害のリスクもあります。
地震で川の氾濫はあまりないかもしれませんが、やはり怖いのは津波。日本人として地震の教訓として思い出すのが3.11東日本大震災です。
あの津波の衝撃は今でもはっきり覚えています。
一条工務店の住宅で「津波に耐えた家」は有名ですが、さらに水害対策として「耐水害住宅」の開発まで行いました。
2020年後半より販売開始。
スタンダードタイプ:坪/12,000円
浮上タイプ:坪/30,000円
始めの頃の話でそう言っていたのを覚えています。
現在は一般的な住宅でスタンダードタイプなら50万円ほど。浮上タイプでも100万円ほどで出来るみたいですね。
昔よりも災害が起こりやすくなっており、何処に住んでようが分からないこのご時世。
まずはハザードマップでの確認が第一。
しかし耐水害住宅を採用すれば、床上浸水などのリスクを少しでも下げられる安心感は得られそうです。
ただ一つ様々な制限が出てきてしまう点は、しょうがないですがデメリットですね。
2.まとめ
地震大国日本において、一条工務店の地震に対する対策を紹介してきました。
地震といっても、派生で様々な対策をしなくてはいけません。
一条工務店は家購入後に使えるようになるアプリから、防災グッズも販売しています。
現在もまだまだ様々な対策を実験、検討している事と思います。
地震で大丈夫な住宅など当たり前。耐水害も当たり前。といった住宅になっていけばよいですね。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。