こんにちは!みずよーです!
住み始めてからあっという間に一年たち、新しい家にもだいぶ慣れてきました。
家にいるとリビングにいる時間が長くなります。
そうするとおのずとリビングに採用したオプション“勾配天井”が目につきます。
ですが勾配天井について、より詳しく知っていれば、さらに良く出来たのではないかと思っています。
この記事では、一条工務店が手掛けた勾配天井について、前半では勾配天井についての説明とどのような家に向いているのかを紹介し、後半ではメリットやデメリットについて解説していきます。
◆勾配天井とは?
◆一条工務店が手掛ける勾配天井について知りたい。
◆勾配天井のメリット、デメリットを知りたい。
◆実際に住んでいる人の感想が知りたい。
こんな人におすすめです。
それまでに考えたことや学んだこと、日々の気づきなどをブログで発信しています。
1.一条工務店でお願いした勾配天井とは?
勾配天井とは、屋根の部分まで天井を上げることをいいます。
普通室内の天井は平らになっていて、屋根との間に隙間があります。
その隙間の部分を無くし、屋根の斜めになっている部分まで天井を引き上げる事により、室内を開放感のある広い空間にすることが出来ます。
また天井の柱や梁が見えるため、おしゃれです。
最近では平屋なども流行っているので、勾配天井がさらに映えます。
真上が屋根になってる部分でないと、勾配天井に出来ません。
【出来ない例】
・屋根がフラット
・真上が二階
2.勾配天井がおすすめな住宅
先ほど紹介したように、採用する場合に注意点がありました。
そのことをふまえて、どのような住宅におすすめかと言うと。
①平屋
我が家のように二階建てですと、一階のリビングに採用しようとしても、真上に部屋がきてしまうと、採用することが出来ません。
間取りなどを上手く調整する必要があります。
平屋は上が屋根しかないため、どこでも採用できます。
また範囲も広くとりやすいので、平屋に勾配天井はすごくおすすめです。
②性能のいい住宅
空間が広くなるため、冷暖房の観点からして、気密や断熱がしっかりとした住宅の方が、電気代などの面でおすすめとなります。
3.勾配天井のメリット、デメリット
勾配天井にももちろんメリット、デメリットが存在します。
一つずつ解説していきます。
3-1.勾配天井のメリット
- 開放感がうまれる。
- 柱や梁が見えるためおしゃれ。
- ライト演出でさらにおしゃれに。
【開放感がうまれる】
一番のメリットだと思います。
リビングやこだわりたい部屋を勾配天井にすることで、広々とした部屋に出来ます。
【柱や梁が見えるためオシャレ】
広々と出来る上におしゃれになるという二乗にメリットです。
【ライト演出でさらにオシャレに】
間接照明やペンダントライト。
また梁にライトを付けてしまうなど、演出方法は様々です。
上手くライトで演出する事により、オシャレ度は格段にアップします。
3-2.勾配天井のデメリット
- お金がかかる。
- 掃除やメンテナンスが大変。
- 家によっては寒い(暑い)。
- ライトの設置は難しい。
【お金がかかる】
一番のデメリットではないでしょうか。
やはりお金がかかり、勾配天井にしたい面積を広げれば広げるほど、その分お金も高くかかってしまいます。
【掃除やメンテナンスが大変】
天井が高くなってしまうので、手が届きません。
梁の部分や電気に埃が溜まってしまうので、梯子や道具を使うか業者に頼むなどの手段があります。
【家によっては寒い(暑い)】
勾配天井にした分、部屋が広くなるので暖房や冷房が効きづらくなります。
これは家の性能を良くする事により解消できます。
暑さ対策ならシーリングファンをつけるなどの対策もあり。
【ライトの設置は難しい】
先ほどライトでオシャレにと盛り上げておきながらですが、設置が難しいです。
斜めになっている為天井が高く、空間が広くなる分光が届かなくなったりします。
シーリングファン上にライトを付けてしまい、シーリングファンの影が邪魔になってしまう。
せっかくの勾配天井を無駄にしない為にも、しっかりとライトの計画は考えて下さい。
4.我が家の勾配天井
我が家は、リビングの一角を勾配天井にしています。
やはり一番居る部屋だと思うので、広く開放的にしたいと思い、勾配天井にしました。
構造上の問題か、耐震性の問題かは忘れましたが、梁もついていて、いいアクセントになりお気に入りです。
しかし注意も…。
一条工務店は、1階と2階の境目の辺りに、木の縁のようなものが付くことになります。
これは階段にもあります。
あまり気にはしていませんが、気になる人は注意してください。
そして勾配天井、リビング階段、吹き抜けなど組み合わせを色々と考え、迷いに迷い勾配天井を選択しました。
リビング階段、吹き抜けのメリット、デメリット。
リビング階段はすごくおしゃれで現代風、憧れました。
【メリット】
- おしゃれ。
- 開放感がある。
- 帰ってきた子供と顔を合わせられる。
【デメリット】
- 開放感があるため寒い(暑い)。
- リビングの音が2階まで聞こえる。
- 料理などの匂いも2階まで匂う。
- リビングを通らないと2階に行けないため、場合によってはデメリットになる。
リビング階段と合わせて採用できますし、他の部分でも考えられるので、夢が広がります。
【メリット】
- おしゃれ。
- 開放感がある。
- 設計によって、高いところから光を取り入れられる。
- 2階から声をかけやすい。
【デメリット】
- LDKが吹き抜けの場合、料理などの匂いが2階まで匂う。
- 開放感があるため寒い(暑い)。
- 1階の音が2階まで聞こえる。
- メンテナンスが大変。
色々とメリットや憧れもありますが、やはりデメリットもあるため採用はしませんでした。
5.まとめ
勾配天井、リビング階段、吹き抜け。
僕は3つを比べたときに、平均的にいいものが勾配天井だと思い採用しました。
我が家の勾配天井ぐらいなら、自分で掃除やメンテナンスも出来ますし、床暖房のおかげで寒くありません。
僕のおすすめは勾配天井となります。
2階がある家は、2階との噛み合わせがある為難しいですし、残念ながら総2階の家は、1階で勾配天井を採用できません。
平屋ならやりやすいと思うので、更におすすめです。
ぜひ家の設計をしているなら勾配天井を検討してみて下さい。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。