こんにちは!みずよーです!
ブリアールが寒い?という話を見かけることがあります。
確かに寒い場所は存在しますし、僕も全館暖かい家に住んで初めて気がつきました。
今回の記事では、実際に僕が住んでみて感じた寒い場所と、その寒さに対する対策を話したいと思います。
◆ブリアールの住み心地が気になる。
◆ブリアールの寒い場所を知りたい。
◆寒い場所への対策を知りたい。
こんな人におすすめです。
それまでに考えたことや学んだこと、日々の気づきなどをブログで発信しています。
1.ブリアールの寒い場所とは
まずは我が家で感じる寒い場所は3か所。
②階段
③お風呂 ①玄関
以上になります。
寒いと言っても“若干”寒いと感じる程度であり「我慢できない」「ストレスが溜まる」といったことはありません。
続いて細かく解説をしていく前に、前提を話しておきます。
1-1.なぜ寒いと感じるのか?
我が家の床暖房の設定温度は、基本的にはほとんど変えませんが、長く居るリビングと寝室は、その日の外気温と体感温度によって微調整します。
原因を先に行ってしまうと、答えは玄関扉と窓の存在です。
断熱材を厚くし、家全体を魔法瓶のように包み込むことにより、暖かさが逃げないようにしている。
そして窓もトリプル樹脂サッシにより、対策をしている。
と書いてあります…が!
そんなトリプル樹脂サッシでも冷気はかなり入ってきます。
窓の中では性能が高いのかもしれませんが、断熱材が入った壁にはとても敵いません。
最近見たCMで。
という謳い文句をみました。
しかし実際に気密・断熱が高い家に住んでみると、今まで気がつかなかった窓からの冷気がすごく強く感じます。
窓を大きく採用することや、多く採用する事は、それだけ熱が逃げる場所を多くしてしまうわけです。
続いては寒く感じる場所の細かな解説と、対策について紹介していきます。
2.寒い場所①玄関
ここが僕が全館暖かい家に住んで1番驚いた場所です。
玄関扉は結露もしますし、冷気も入ってきます。
窓同様壁より確実に断熱性能が低いのか…。
僕の住んでいる地域は冬場は雪が降り、氷点下になる日もありますが、我が家は玄関の土間部分に床暖房は敷いてありません。
そして床暖房が入っていない場所から続くシューズクロークの存在。
そんな事が重なり、我が家の玄関は若干寒い場所となってしまっているわけです。
北海道のような地域には、標準で土間の部分にも床暖房をつけられます。
(東北まで?)
我が家も冬は氷点下&雪なので標準で付けてほしかったです…。
2-1.玄関の寒さ対策
玄関の寒さ対策としては3つ考えられると思います。
玄関の扉を2重にする。
オプションで床暖房をつける。
まずは扉自体を交換してしまう方法。
窓同様扉にも性能があります。断熱性の高い扉にすれば、それだけである程度は冷気を遮断してくれかもしれません。
ですが窓程度かも…。
やはり断熱材が入った壁にはかなわないかと思われます。
僕の住んでいる地域では、ある程度昔に建てられた住宅は、玄関が2重になっています。
確か理由は「雪が多く降るから」だったと思います。
あらためて考えてみると良い考えだなと思いました。
断熱の効果も見込まれると思うので、同じような地域に住んでいる方なら、検討してみてはいかがでしょうか。
玄関の土間部分まで床暖房を付けることが出来れば、例え玄関から冷気が入ってきたとしても、まだましなのかなと思います。
そして出来れば床暖房以外の上記の選択肢も一緒にすれば、かなり玄関の断熱性能を高められるのではないでしょうか。
すでに建ててしまった方からすると、性能の高い扉にするという以外の選択肢はありません。
玄関、寒さ、対策等で調べると。
- 玄関扉の隙間をテープでふさぐ。
- カーテンで仕切る。
- プチプチ、遮熱テープ。
色々と細かな対策が書いてありますが、微々たるものではないかなと感じますし、やり方によってはカビの心配も出来てきます。
我が家でもシューズクロークでカビが発生しました。
寒くなる場所は、カビの心配があるため注意して下さい。気を付けるべき場所も紹介しています。
3.寒い場所②階段
まず階段下は床暖房が入っていません。
一般的に階段の下の空間は2択。
- 物置
- トイレ
物置にした場合
→収納なので床暖房つかない。
トイレにした場合
→床暖房がつく。
我が家は階段下トイレなので、トイレ下には床暖房が入っています。
しかし階段は縦長の空間なので、何もしないと暗くなりがち。
見た目にもデザイン的にも窓を設ける場合が多く、我が家も2連の縦長FIX窓を設けました。
階段の冷気の正体は、階段に設けた2つのFIX窓の存在が大部分を占めており、冷気が入ってきます。
3-1.階段の寒さ対策
階段の寒さ対策は3つ考えられると思います。
窓にシェードをつける。
窓をつけない。
まずは階段の下の対策として、床暖房のつかない収納にするより、床暖房がつくトイレにした方が、まだましなのかなと感じます。
また収納にしたとしても、近くに床暖房の配管が集合している”ヘッダーボックス”を設けることで間接的に対策出来ます。
※ヘッダーボックス周辺は、配管が集合しているため少し暖かい。
階段下トイレについて詳しくはこちらで話しています↓
シェードは、窓を採用する場合の対策になります。
しかし窓は高い位置になってしまうと思うので、シェードは自動がおすすめ。
アイスアートの失敗・後悔点でもはなしていますが「シェードを手動にして失敗した」と色々な方が言っているので、やはり出来るところは自動にすべきかと思います。
ちなみに我が家はというと、シェードはまだつけておりません。
「シェード付けろよ」というツッコミが飛んできそうですが、FIX窓は窓の中でも断熱性能が高い方ですし、お金も時間もかかるしめんど…。
最後の対策としては、そもそも窓をつけないということ。
やはり最初にも話した通り、窓から1番冷気が入ってきます。
デザイン性や光、開放感から採用したい窓ですが、性能を取るか、デザイン性を取るかは、家づくりでとても難しいところ。
しかし間取りの段階で、階段が家の中心部に来てしまい、窓を採用できないという家もたくさんあります。
そういった場合でも、センサー付きライトの採用、穴を空けられる壁なら小さく四角くくり抜いて光を採用&デザイン性の向上など、色々と別の案もあります。
ただ人による暗さの感じ方もあるので、難しい話ですね。
4.寒い場所③お風呂
お風呂が寒い原因は、やはり窓です。
お風呂の窓は標準ですと“ダブル樹脂サッシのブラインド内蔵開き窓”がつくことになります。
ダブルのため断熱性能が下がりますし、お風呂場なのでシェードも付けられません。
とまあ普段は若干寒さを感じますが、お風呂にお湯を入れてしまえば暖かくなるので、そこまで不便は感じていません。
電気代は少しロスしているのかなといった感じです。
4-1.お風呂の寒さ対策
お風呂の寒さ対策は2つ考えられます。
窓をつけない。
こちらは僕が建ててから、他の方の話を見て後悔した部分になります。
お風呂などの位置は、家の見えづらい位置にくる場合が多く、ブラインドにしなくともカスミ仕様にすれば見えません。
これから建てる方は、見えずらい位置にお風呂があるのなら”トリプル樹脂サッシのカスミ仕様”にすることをおすすめします。
1番熱が逃げない方法が、やはり窓を無くしてしまうという方法。
正直家の裏手になりがちなお風呂は、窓をつけても日差しがすごく入ってくるというわけではありません。
我が家も窓はほとんど開けませんし。
そんなことならいっそ窓など採用しないという考えも正直アリだと思います。
結局お風呂に入るのは夜なので電気はつけますし、日中掃除する場合も薄暗い日は電気つけますしね。
5.まとめ
ブリアールである我が家の寒い場所をまとめてみました。
何も知識が無いと。
そういった考えになるかもしれません。
実際に僕もそうでした。
ですが何度も話した断熱の関係。そして意外と窓も何もない壁が必な場面も多いです。
今一度「この窓は本当に必要なのか」ということについて考えて、失敗の少ない家づくりに繫がれば嬉しいです。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。