こんにちは!みずよーです!
初めての床暖房を体験し、率直な感想としては。
今までの生活で寒い思いをしていたこともありますが、全館空調や全館床暖房など、家に入った瞬間から暖かいのは、こんなに快適なのかと思い知らされました。
そんな快適な生活をしているとだんだんと考えがゆるくなり油断しまくりのところ、ある日発見してしまいました…。
そう…カビです……。
今回の記事では、一見快適でカビなどとは無縁とまではいかなくとも、生えづらいと言われているのになぜ生えてしまったのか。
カビの生える条件や対策、油断していると生えてしまうかもしれない場所などを紹介していきます。
◆一条工務店が気になる。
◆カビが生える条件や対策が知りたい。
◆実際に生えてしまった場所を知りたい。
◆生えやすい場所を知りたい。
こんな人におすすめとなります。
それまでに考えたことや学んだこと、日々の気づきなどをブログやYouTubeで発信しています。
この記事にはカビの画像があります。
★動画版も作りました。
1.カビの種類と生える条件
まず一言でカビと言っても、その種類は2万~3万以上といわれており、まだまだ増えるとも言われています。
醤油やチーズなど、食品に必要なカビもあれば、人体に悪影響を及ぼすカビも多く、色で大まかにカビも分けられております。
- 白カビ
- 黒カビ
- 赤カビ
- 緑カビ
- 青カビ
- 黄カビ
我が家では赤カビもたびたび発見しますが、カビと言われて一番に頭に思い浮かぶのは黒カビではないでしょうか。
そんなカビたちですが、まずはカビが生える条件を紹介したいと思います。
前提として、カビは空気中に存在していて条件がそろうと爆発的に増えてしまいます。
①温度は0~40℃でも活動する。
ただし最も増殖しやすい温度は20~30℃です。冷蔵庫の食材なども時間はかかりますが、カビが生えてしまうのはこのせいです。
②湿度は60%以上で高くなればなるほど増殖率もアップします。
湿度が高くなりがちな梅雨の時期や、家の中でも特に水回りなどは注意が必要です。
③カビの餌となる栄養分がある。
カビは様々なものを養分として増殖します。食品、埃、人のフケや皮脂、その他汚れなど、ほぼどんなものでも養分にしてしまいます。
この三つの条件をみたすことで、目に見えないカビがコロニーと言われる集落のようなものを作ることで、肉眼で確認できるようになっていくわけです。
三つの条件を紹介しましたが、油断しているとすぐにこの三つの条件を満たしてしまいます。
2.生える条件に対する対策
①温度面での対策
20~30℃が増殖すると話しましたが、特に25℃を超えると一番増殖率が高くなってしまいます。
人が生活しやすい温度は22~23℃ほどなので、そのくらいの温度を維持するように、室温を調整する事が①を回避するための対策となります。
②の湿度対策
60%以上は危ないという話をしましたが、60%以下になれば、カビも活動しなくなります。
また、人が生活しやすい湿度は、40~60%なので、そのくらいの湿度を維持するように、湿度を調整する事が②を回避するための対策なとなります。
我が家もお風呂上がりの脱衣場などはあっという間に70~80%まで上がってしまいます。
そのままの状態ではいけないので、換気扇で換気をしたり、サーキュレーターで空気の循環をさせたりと湿度を下げるように対策をしています。
③のカビの栄養分対策
栄養分対策と言っても、カビはその辺にある物すべてが餌となり栄養分となります。
物が無くても人がそこで住んでいるだけでカビには美味しい栄養分となってしまいます。
なので一番の対策としましては、やはり掃除をし、キレイで清潔な状態を保つことが一番の対策となるわけです。
3.我が家でカビが生えた物や場所
まず我が家で生えてしまった物は二つ。
①ベビーカー
②段ボール
場所は玄関横の土間収納です。
これ要因が色々と重なってしまったと思うのですが、一つずつ紐解いていきます。
ベビーカー。
これ調べてみて分かっのですが、ベビーカーにカビが生えてしまう人は結構多いみたいです。
常に使う物でもないし、天候が悪かったり、梅雨の時期やタイミングが合わないと、しばらく動かさない物でもあります。
そして取りきれてない、赤ちゃんの汗やヨダレが付いたままですと、それが栄養分となり先ほど言った、カビが増殖する条件を満たしてしまうわけです。
段ボール。
段ボールの日にまとめて出そうと思い集めて置いておいたのですが、床との接地面が結露で湿っていたので、これも絶好の湿度と栄養分になったと思われます。
場所。
土間収納は扉で遮られているのですが、下の方は10センチほど空いています。
隙間があるし、全館床暖房なので大丈夫だと思っていたのですが、あまかった。
は床暖房が入っていません。 一条工務店の床暖房は、本当に雪が多く降る豪雪地帯を除き、玄関のタイル部分
オプションで付けられるのですが、我が家は付けませんでした。
以上のことから、空気の淀み。外壁に面しており、床暖房による乾燥もなく、湿度上昇。温度も他より少し下がっていたとしても20℃ほどはあったと思います。栄養分となるベビーカーや段ボール。
このように条件を満たしてしまい、カビ達のコロニー。集落が完成してしまったわけです。
ここまでが我が家のカビが生えてしまった失敗でした。
そしてここでふと考えました。
玄関タイル部に床暖房は付かないと話しましたが、その他にも付かない場所があります。
それは階段下と収納部です。
例外としてウォークインクローゼット内は床暖房が付きます。
また階段下もトイレにした場合床暖房は付きます。
我が家でそんな場所は無いかと考えたところ、思い当たる場所がありました。二階のロスガードよこ、半畳の収納です。
二階の一番角になるところで、ここは外壁に面しているし、隣はロスガードの為床暖房が入っていません。
すぐに見に行きました。
幸いまだ服なども入れてなく、唯一ロスガードのフィルター類しか入れていなかった為、大丈夫でした。
ですが、心配だったので、それ以来土間収納と二階の収納は、空気が循環するように開けたままになっています。
今回の件でまた一つ学びました。
4.ネット上で言われているカビ問題
話題に上がっていた場所は二つ。
①キッチンのシンク下
②家の床下
シンク下のカビの原因は配管の隙間では無いか?という話で、カビが生えてしまった部分は全部交換しコーキングをしっかりして良くなったようです。
他にも要因があるかもしれませんが、全国でも事例は少ないようです。
もし万が一カビが生えるようなら交換して貰えるようなので、一条工務店に報告して下さい。
続いて床下ですが、これは一条工務店に限った話では無く家づくりにおいて、どんな家にも起こりうる話です。
基礎のコンクリートは多く水分を含んでいる為、数年は様子を見たほうがよく、また建てる状態や期間、時期によるところもありますし、そしてどんな基礎でも絶対はないので、確認をしっかりする。これに越したことはありません。
以上の二点がネット上で言われている一条工務店のカビ問題についてでした。
カビ繋がりで、最後にもう一つだけ言わせて下さい。
ロスガード内の結露
我が家の二階。
収納とロスガードが隣り合っているのですが、このロスガード、冬の期間はロスガード内の湿気も注意したほうがいいです。
我が家でも冬のフィルター交換時に開けてみると、湿気の影響か、多少なり湿っていました。
もし面倒くさがり、フィルター掃除を怠っていたら、カビが生えていたかもしれません。
これはもちろん我が家のロスガードの位置によるものなのか、ロスガード自体がそういう仕様になってしまっているのかはわかりません。
我が家のロスガードで起こったことなので、参考にしてください。
【追記】2年点検時営業さんに聞いてみました。
大丈夫でしょうか?
しかし今までカビが生えたとの報告は聞いたことが無い為、大丈夫だと思います。
僕らに出来る事は、フィルター交換時にカビが生えてしまっていないかの点検をすることですね。
何か問題があればすぐ報告しましょう!
5.まとめ
カビは目に見えないだけで、常に身近に存在していて、条件を満たすと爆発的に増殖してしまいます。
条件は、温度、湿度、栄養素、この三つの条件が揃わないようにするのが大切という話をしました。
そしてこの三つの要素が重なる場所は、例え全館床暖房だとしてもカビが生えてしまうとそういう事になります。
我が家では玄関横の土間収納に置いてあったベビーカーでカビ達が集落を作ってしまいました。
因みにですが、万が一ベビーカーにカビが生えてしまっても、専用のクリーニング業者がいるので調べてみて下さい。5000円前後で綺麗にしてくれるようです。
カビが生えてしまう場所は、その他にも外壁に面しているような場所で空気が循環しないような場所。
また水回り。
特にキッチンのシンク下、家の床下も初めのうちは注意して、しっかり確認することが大切だという話をしました。
以上の事が我が家で起こったカビ問題と、ネット上で話題になっていた場所についてでした。
気を付けてください。カビは常に増殖の機会をうかがっています。
注意喚起しつつ今回の記事は終わりにしたいと思います。
この記事が少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
カビを特に注意すべき場所と対策についてまとめました↓
https://mizuyo-blog.com/mold-place/