こんにちは!みずよーです!
一条工務店が電力革命と銘打ち、色々と紹介しているのを見かけました。
気になって僕なりに調べてみました!
今回の記事では、一条工務店の電力革命についてのおさらいから始まり、最終的に電力革命はありか、なしかを話していこうと思います。
◆一条工務店が気になる。
◆一条工務店の電力革命について知りたい。
◆蓄電池や太陽光発電について知りたい。
このような人におすすめです。
今回の記事の内容。
↓
太陽光発電について。
↓
蓄電池について。
↓
電力革命はありか、なしか。
こういった流れでお話ししていきますので、よろしくお願いします。
それまでに考えたことや学んだこと、日々の気づきなどをブログで発信しています。
1.一条工務店の電力革命とは
まずは一条工務店公式サイトにも書いてありますが、簡単なおさらいから。
電力革命と銘打ち、3つの革命がかいてあります。
1-1.革命①高出力太陽光パネル大容量搭載
一条工務店がおすすめしている太陽光発電。
屋根面積を最大限に活用し、業界最高水準の高出力太陽光パネル(250W)※積雪地域仕様は240W。
日中の発電メリットはもちろん、日射の少ない朝夕の電力サポートも出来る。
1-2.革命②長寿命蓄電池ユニット
一般的な蓄電池と比べ、一条の蓄電池は2倍の放電サイクル(メーカー実測値による蓄電池自体の期待寿命)を実現。
先々の設備費用の際の負担を抑えます。
一般的な蓄電池6000サイクル。
一条オリジナル蓄電池12000サイクル。
1-3.革命③停電時も家全体に電力の供給が可能
停電時、太陽光パネルで創った電気や、蓄電地に充電した電気を、最大5.5kVAまで家中に供給する事が可能。
もしもの時でも普段と変わらない生活が可能。
ただし季節、天気、使用状態により異なる。
太陽光の自立運転だけでは、災害時に使えるのは1つのコンセントだけ。
非常用コンセント1口、約1.5kVAだけではとても普段通りの生活は出来ない。
5.5kVAの大容量なので、家中ほとんどの電気が使える。
つまり普段通りの生活が出来るという事ですね。
今までの太陽光発電に新しくでた蓄電池によって、今までより更に光熱費を抑えた生活が出来る。
革命①~③をまとめると、災害時もほぼ普段通りの暮らしが可能という事ですね。
2.太陽光発電について
太陽光発電がいつ頃から普及し始めたのかと言うと、2009年から徐々に普及していったようです。
その理由が電力の固定価格買取制度。通称FIT法です。
国が再生可能エネルギー普及(太陽光、水力、地熱、水力等)のために作った制度。
家庭で創られ使用して余った余剰電力を、電気会社に買い取ってもらう。
その買い取り額がその契約した時の金額で固定され、その金額を10年間は保証して買い取ってくれるというものです。
このFIT法や2011年の東日本大震災などの影響により、防災意識が高まりだんだんと家庭に普及していったようです。
ですが去年2019年問題というものが話題になりました。
2009年にFIT法で契約した人が2019年で卒FITになるという事により、設置した当初の予定より安くなってしまうというのが問題視されたようです。
(当初は卒FIT後24円ほどになるのでは?と言われていたようです。)
ざっくり計算で売電価格48円から卒FIT後11円になってしまうとして、収入が10万円も減ってしまうこともあります。
売電価格が下がってきてしまった原因は、太陽光発電の設置費用が安くなっているのが一番の要因で、他にも現在そこそこ普及したという理由もあるのでしょうか。
一条工務店の太陽光は屋根一体型。
スタイリッシュで大容量が載せられるかもしれませんが、交換となると一体いくらかかるのかちょっとわかりません。
保証もあるとは思いますが、こういう不安は付きませんよね。
3.蓄電池について
蓄電池も太陽光発電ほどではありませんが、2011年頃から毎年導入する家庭が増えていっています。
そして、太陽光発電のところでも話しましたが、卒FITの関係でやはり注目されているようで、自然災害の影響もあり今後更に普及していくのではないかと言われています。
売電価格が下がっているのも要因。
売電価格が下がり、太陽光で発電した電力が売れずに、自宅で使う事になると思うのですが、その場合に蓄電池との相性が抜群にいいのです。
現在の電気会社から買っている電気は、日中が高く、夜間は安いプランだと思います。
太陽光は日中の発電している時しか電力を使えません。
となると夜間は安めとはいえ、電気会社から電力を買わなくてはいけなくなります。
蓄電池があれば日中は太陽光発電で発電し、その発電した電力を家庭で使いながら、余剰電力は蓄電池に溜める。
その蓄電池に溜めた電力を、夜間発電出来ない時に家庭で使うというわけです。
太陽光発電そして蓄電池の普及には3つの要因があります。
①先ほど話した卒FITの影響。
②自然災害などの影響。
③再生可能エネルギー賦課金。通称再エネ賦課金です。
風力、地熱、水力発電などの再生可能エネルギーからなる電気を電力会社が買う場合に、我々消費者も一定料金支払わなくてはならない制度です。
すべての国民が対象なので、ご家庭の電気料金を見れば書いてあります。
この制度の背景には太陽光などの普及を目的としているようです。
ですがこの再エネ賦課金。
ここ10年で10倍以上に金額が上がっていて、今後もさらに上がると予想されています。
ということで、電力はあまり買いたくない=太陽光や蓄電池の普及につながるわけです。
3-1.パワーコンディショナー
ここまで太陽光発電と蓄電池の話をしましたが、設置するにあたり、どちらもパワーコンディショナーの件も考えなくてはいけません。
通称パワコン。何かというと、太陽光発電や蓄電池の電力は直流なのですが、それを家庭用の交流に変える設備です。
このパワコン、太陽光発電や蓄電池の数だけ必要で結構いいお値段します。
寿命が太陽光や蓄電池本体よりも早く、10年から15年ほどで交換時期が来るようで、価格も大きさにより違うのではっきり言えませんが、小さい物で10万円程度。
大きいと20万円以上かかります。
ですが最近このパワコン、ハイブリッド型が出ているようです。
メリット
太陽光と蓄電池のパワコンが1つで済み場所も1つ分しかとりません。
また1つで済むため発電効率もロスが少なく済み、パワコン自体の機能も多いです。
デメリット
価格が通常の物より20~30万ほど高くなってしまう事です。
それからパワコンを付けると、定額電灯というお金がかかるようで、毎月パワコン1つにつき200円ちょっと支払わなくてはいけないようです。
あまり高い額ではありませんが、毎月かかる費用なのでバカに出来ません。
あまりここまで教えてもらえないようですし。
4.電力革命はあり?なし?
太陽光発電と蓄電池について話してきましたが、これを理解した上で、では一条工務店の電力革命はあり?なのかなし?なのか。。。
僕の考えは、予算がある方なら設置してもいいのではと思います。
これから先の電気に対する考え方は。
売電で稼いだり元を取るというよりは、地球環境にクリーンでやさしく、頻発する災害に対する対策という意味での設置が多くなるのではないでしょうか。
電力革命での蓄電池自体の値段は書いていませんが、驚くほどに安いようですし、太陽光を付けるのなら一緒に付けた方がいいと思います。
普通はそう思います。そこで↓
シミュレーションをしてもらう。
保証があるのかの確認。
パワコンがハイブリットかの確認。
他にも気になるところは色々あると思います。
その事をしっかりと営業さんなどに確認した後に、付けるか付けないかをみなさん判断して下さい!
5.まとめ
最後に今後の家がどうなるかの話ですが。
だんだんと太陽光発電や蓄電池などの性能も上がっています。
電気関連の話なら、原子力発電の問題視や、太陽光などの自給自足できる設備の普及なども進んでいくと思います。
そして省エネに重点を置くスマートハウスや自宅での発電でエネルギーをすべてまかなうZETハウスなどが今後普及していくのではないでしょうか。
だんだんと昔観た映画の中での話が、現実のものになっていくのは嬉しい事ですね。
今回の記事は以上になります。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
他にも一条工務店についてや、家づくりについてブログを書いているので、良かったら見ていって下さい。