こんにちは!みずよーです。
我が家は2階建てなのですが、僕が家を建てる前から、平屋についてよく聞くようになっていました。
流行ってきているので、疑問になることもあると思います。
僕も平屋と聞いたときに、こんな事を知りたいなと書き出してみました。
◆平屋のメリットデメリットを知りたい。
◆金銭的な面での事を知りたい。
◆実際住んでみての感想を知りたい。
◆間取りの面で2階建てと、どんな違いがあるのか。
◆2世帯住宅は大丈夫なのか。
◆子育ての面ではどうか。
今回の記事では、平屋についてのメリットやデメリット、実際に住んでみての感想などを紹介したいと思います。
その知人に平屋について色々と話を聞いてきました!
1.家づくりにおける平屋とは
基本的な事ですが、平屋とは1階建ての事で、昔はこちらの方が主流たったのですが、現在は2階建てが主流となっています。
最近平屋をよく聞くようになりましたが、実際データで見るとまだまだ少なく。
人気が出てきていると言ってもまだまだこれからといったところでしょうか。
ただ住宅メーカーも様々なおしゃれな平屋を出してきているのでこれからにも期待できそうですね!
次は色々な観点から見た、メリットデメリットについてお話しします。
2.平屋のメリット
・家族とのコミュニケーションがとれる。
・2階に上がる手間が省けて楽。
・階段での事故が無い。
・生活動線がいい。
・将来的にバリアフリーにも対応可能。
・地震に強い。
・メンテナンス費用が安く済む。
【家族とのコミュニケーションがとれる】
間取りの面で廊下や階段などを減らせる分、部屋を広くしリビングを通る割合も増えます。
そうするとおのずと顔を合わせる時間も長くなるので、家族間のコミュニケーションも増えるといったわけです。
【2階に上がる手間が省けて楽】
これは大きいと思います。
僕の場合で考えてみたところ、1日に2階に上がる回数は平均5~6回といったところです。
とくに出かける前などに、2階に忘れ物をした時のあの瞬間…。
無くなるのは大きいですね。
【階段での事故が無い】
知っていました?高齢者が増えている今の時代。
不慮の事故による高齢者の割合は8割にもなり、交通事故より家で事故の方が多い事を。
その中での転倒、つまずいたり、階段からの転落があります。
階段を無くしバリアフリーにすれば、それだけ老後などの危険が減るというわけです。
【家事動線がいい】
良くいわれる洗濯動線。
やはり二階建てだと、洗濯物を二階に干しに行ったり、たたんだ服を二階の部屋に持っていったりと、毎日やらなくてはいけないことが二階を挟むと大変です。
その点平屋なら1階ですべてを完結出来るので、非常に楽といったわけですね。
【将来的にバリアフリーにも対応可能】
まずやはり2階建てよりも、もともとの段差が少なくて済みます。
そして老後になったときにバリアフリー化にも対応しやすいという事です。
【地震に強い】
地震大国日本、僕もアパート時代経験あるのですが、地震が来ると1階より2階のほうが揺れが激しくなります。
高くなる分安定感もありません。
その点平屋は1階しかないので安心、安定といった訳です。
【メンテナンス費用が安く済む】
家は買ったら終わりではなく、また新たな始まりです。
そんな中メンテナンス費用ももちろんかかります。
平屋は2階建てと比べ、外壁や屋根なのどのメンテナンスに足場を組む必要が無かったり、少なくて済むのでその分コストカットが出来るわけです。
メリットについて話してきましたが、魅力的な事が多いです。
平屋もいいね!と思った方。
次は考えが迷うデメリットについて紹介していきます。
3.平屋のデメリット
・広い土地が必要
・周りの環境によっては家を建てづらい
・防犯的に不安
・日光が届かない部屋が出来やすい
・屋根、基礎が大きい分建築コストが増してしまう
・プライベートが確保しにくい
・洪水時に逃げ場がない
【広い土地が必要】
いくら階段を無くし、廊下が少なくて済むと言っても、2階が無い分やはり広くしないといけません。
という事は2階建てに必要な面積の土地より、広い面積の土地が必要というわけです。
また田舎ならともかく、都会になる広い土地が無かったり、高すぎて買えないといった問題も出てきます。
【周りの環境によっては家を建てづらい】
周りに高い建物があると日差しが届かなくなってしまうため、平屋は建てづらくなります。
【防犯的に不安】
やはり平屋となると、すべてが1階にあるため、不安だと。
また広くなる分窓なども増え、その分防犯対策を多くしなくてはならないという不安要素があります。
【日光が届かない部屋が出来やすい】
平屋を造る時に、家の中心部分に当たる部屋は窓を設けにくいため、日差しを取り入れづらく、暗い部屋になりやすいということです。
【屋根、基礎が大きい分建築コストが増してしまう】
平屋を2階建てと同じ床面積で建ててしまうと、その分屋根や基礎が大きくなってしまうため、お金が多くかかってしまいます。
【プライベートが確保しにくい】
メリットで話した通り、リビングなどで顔を合わせる機会が多いですし、廊下があまりないため、部屋と部屋が繋がっている場合があります。
そうなると声や物音が筒抜けになってしまう為、そういった面の対策が必要です。
【洪水時に逃げ場がない】
最近大雨による災害が多くなっています。
もはやどこに住んでいても、絶対の安心は保証できません。
万が一洪水になった場合、逃げ遅れて2階に避難するという選択肢が出来なくなってしまいます。
以上がデメリットとなります。
4.平屋に住んでみた感想
ここからは実際に平屋に住んでいる知人に色々と聞いたので、それをふまえて話させていただきます。
メリットはいいとして、やはり気になるのはデメリット。
実際デメリットはどうしたのか?解消したのか?
紹介したいと思います。
広い土地について。
まず更に田舎なら周りの環境によってというところでも、都会や駅周辺はビルや高い建物が多く、しかも密集している場合が多い。
田舎はそんなことはないからね。
防犯的な不安ですが。
続いてまず前提として空き巣などの泥棒被害は年々減ってきており、2002年がピークで34万件ほどあった空き巣被害は、今現在は6万件ほどまで減っています。
すごく減りましたね。
ですが減ってきているからと言っても、無くなったわけではないので対策は必要です。
そもそも2階建てだとしても、1階から侵入される可能性があるから一緒じゃないかな?
それに田舎へ行けば行くほど、防犯意識は低い気がするよ。
うちの実家も多少の外出なら窓も開けっぱなし、玄関のカギもかけなかったよ。
今思うと不用心にもほどがあるね。
どう見ても不用心ですが、田舎では良くある話かもしれません。
地域の繋がりがあるからこそなのでしょうか。
泥棒は顔を見られるのを嫌がります。
田舎に住んでる人は良くわかると思いますが、近所の人と話などをしていると、知らない顔の人がうろうろしていれば、すぐに噂になってしまいます。
これがすでに防犯対策の1つなのかもしれません。
まあ平屋を建てるからといって、2階建てより危ないとかそういった事はなさそうで、しっかりと対策すれば大丈夫そうです。
日光が届かない部屋が出来やすい。
続いて何回か行ったことはあるけど、その家はリビングが家の中心部にあるのに、暗いと感じたことが無いんだよ。
それか家自体をL字型やコの字型にして上手く光を取り入れるか…。
屋根、基礎が大きい分建築コストが増す。
続いてこの点については、確かにその2つの屋根、基礎、に関しては多くお金がかかってしまいますが、2階を建てなくていい分安くなる部分もあります。
例えば2階のトイレや余分な廊下や階段部分の面積です。
そうなると「単純に平屋だから高くなる」とは言えずに、比較してみるとそこまで差はないようです。
もちろん建てる家によるので一概には言えませんが。
プライベートが確保しにくい。
続いてはこちらに関しては、2階建てよりは確保しにくいかもしれません。
将来的に子供に与える部屋などは、廊下の向こうにしてあげるとかかな。
洪水時に逃げ場がない。
続いてもしものことを考えたときに知人さんはどうするの?
まあ屋根に逃げるは半分冗談だとしても、あらかじめ災害マップや、避難できる場所を確認しておいて、早めに避難するなどの対策が考えられます。
また他にもちょっと世間話したところ、子供の話になり
みずよー「我が家は2階建て、階段があるので、子がすぐ階段にいって危なくて困る」
という話をしたら。
知人さん「平屋は階段が無いから安心」
と言っていました。
ですが、知人さん宅の子供も
子供「階段欲しい。何でないの?」
みたいなことを言うようで、ショッピングモールなどへ行くとエスカレーターより階段へ行って遊びまわるため、その点は大変と言っていました。
子供って階段が好きなのですね
以上がデメリットについての解消の仕方や実際はどうなのかについての話でした。
5.まとめ
吹き抜けは造れませんが、似たような勾配天井にロフトなどは出来ますし、おしゃれな家もたくさん出ています。
ただ2世帯住宅などは少し難しいのかなといった印象を受けました。
2階建てなら1階に親世帯、2階に自分たちというように比較的簡単に出来そうですが、平屋だとしっかりと分離するにはそれだけの大きさが必要ですし、間取りも上手く考えないといけません。
そういった難しい部分も色々とありますが、検討してみる価値は絶対あると思うので、是非住宅=2階建てという固定観念にとらわれず、平屋も検討してみて下さい。
今回は我が家とは別のハウスメーカーで建てた知人宅の平屋について話しました。
我が家を建てた一条工務店も平屋を取り扱っています。
ちなみに我が家はこんな感じ↓
今回の記事は以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が少しでも皆さんの参考になれば幸いです。